アスリートのセカンドキャリア
企業で活躍するための成功ポイントと転職事例
そもそもアスリートのセカンドキャリアとは
アスリートのセカンドキャリアとは、競技生活を終えたあと、または競技と並行しながら築いていく「次のキャリア(働き方・生き方)」のことです。ここで大切なのは、セカンドキャリアが“引退後に考えるもの”ではなく、現役のうちから少しずつ準備していくほど選択肢が増えるという点です。
競技の世界では、目標が明確で、努力の方向性も比較的はっきりしています。一方、ビジネスの世界では「何を成果とするのか」「誰に価値を提供するのか」「どんな役割を担うのか」を自分で定義し、周囲とすり合わせながら前に進む必要があります。そのギャップが、アスリートのキャリア転身を難しく見せる理由でもあります。
ただし、アスリート経験は「社会で通用しない」わけではありません。むしろ本質的な強みは多く、ポイントはそれを企業が理解できる言葉に翻訳することです。
- 目標から逆算して計画し、やるべきことを積み上げる力
- チームの中で役割を理解し、周囲と連携して成果を出す力
- 失敗を前提に改善し、再現性を高める力
- プレッシャー下でも淡々と行動できる力
本サイトに掲載している転職事例でも、こうした強みを活かし、未経験から営業職をはじめとするビジネス領域で成果を出していくケースが多く見られます。セカンドキャリアの成功は「才能」ではなく、強みの言語化と、環境選びと、最初の伸び方(学び方)で決まる部分が大きい。これが事例から見えてきた共通点です。
一般的に言われるアスリートの
セカンドキャリアの選択肢
アスリートのセカンドキャリアは、どれが正解というよりも、競技経験を「どう活かすか」「どんな環境で伸びるか」によって最適解が変わります。ここでは、代表的な選択肢を「意思決定の軸」とセットで整理します。
①スポーツに関わり続ける
- 監督・コーチ・トレーナーなど指導領域
- スクール運営、育成・普及活動
- 解説者・メディア、競技団体・クラブ運営
- スポーツ用品・イベント・施設運営などスポーツ関連企業
向いているのは、「競技そのものへの情熱が強く、専門性を深めて価値提供したい人」「後進育成や普及にやりがいを感じる人」。
一方で、指導・運営の世界はポストが限られることもあり、収入面や働き方は団体・地域によって差が出ます。だからこそ、現役中から指導実績や資格取得、コミュニティづくりなど“実績の見える化”を進めておくほど有利になります。
②一般企業へ転職する(新しいフィールドで勝負)
- 法人営業/個人営業
- 企画・マーケティング・事業開発
- 管理部門(人事・総務・経理・法務)
- カスタマーサクセス、教育、採用など「人と向き合う仕事」
企業転職の強みは、競技経験を「再現可能なビジネススキル」に変えやすいことです。とくに営業領域は、努力が成果に結びつきやすく、評価も比較的わかりやすい傾向があります。
本サイトに掲載している事例でも、未経験から営業職に挑戦し、競技で培った「目標達成への執着」「素直さ」「やり切る力」を武器にキャリアを築いていくケースが多く見られます。
向いているのは、「成果で評価されたい人」「数字や目標に燃える人」「新しい知識を吸収し、型を作って伸びていくのが得意な人」。
③起業・独立(自分の経験を事業にする)
- ジム、スクール、アカデミー運営
- パーソナル指導、トレーニング・栄養領域
- 競技経験を活かした商品・サービス開発
- 地域スポーツや教育領域での事業
起業は自由度が高い分、集客・資金・運営など「競技とは違う能力」が問われます。ただ、アスリートは元々“自分の体を経営する”感覚が強く、努力と改善のサイクルを回しやすいという強みがあります。
向いているのは、「自分のやりたい世界観が明確な人」「裁量を持って挑戦したい人」「地道に改善を積み重ねるのが苦にならない人」。
④地域・社会に根ざす(象徴性を活かす)
- 地域スポーツ振興、行政・教育機関での講師
- 子ども向けプログラム、青少年育成
- 地元クラブ・団体のサポート、地域活性への参画
競技で得た知名度や信頼を、地域・教育・次世代支援へ還元していく道です。とくに地方や競技コミュニティでは「この人がいるから集まる」という価値が生まれやすく、活動の広がりが期待できます。
向いているのは、「人の成長を支えたい人」「地域とのつながりを活かしたい人」「長期視点でキャリアを作りたい人」。
セカンドキャリアにおいての成功のポイント
ここでは、本サイトの転職事例・インタビューから見えてきた「成功の型」を、再現できる形で整理します。成功のポイントは、実は2つに分かれます。
- ①転職(就職)に成功するポイント:意思決定〜内定まで
- ②入社後に会社でうまくいくポイント:立ち上がり〜成果が出るまで
①転職(就職)に成功するポイント
1. 「職種」より先に「環境」を決める
アスリートの転職では、職種名だけで選ぶとミスマッチが起きやすいです。なぜなら、未経験領域では仕事内容の解像度が低く、入社後に想像と違う点が必ず出るからです。
そこで重要になるのが、自分が伸びる環境条件を先に言語化することです。
- 先輩がしっかり教えてくれるか(育成文化)
- 挑戦が歓迎されるか(裁量・挑戦機会)
- 評価が見えるか(成果が返ってくる仕組み)
- 同じ境遇の仲間がいるか(心理的安全性)
本サイト内でインタビューした方の事例だと、伸びている人ほど「どんな環境なら頑張れるか」を重視している傾向が見られます。
2. 競技経験を“強み”で終わらせず、仕事の価値に翻訳する
「努力できます」「根性があります」だけだと、企業側は評価しづらいのが現実です。大事なのは、競技経験を仕事の成果につながる形に落とし込むこと。
例として、営業職で刺さりやすい翻訳は以下です。
- 目標から逆算し、やるべきことを計画して実行できる(行動量の再現性)
- 負けや失敗を前提に改善できる(PDCAの回転)
- チームの役割を理解し、連携して成果を出せる(巻き込み力)
- 継続的に努力し、やり切れる(習慣化)
この翻訳ができるほど、面接での説得力が上がり、未経験でも「採りたい理由」が企業側に生まれます。
3. 不安があるのは前提。だからこそ「準備の質」で差がつく
転職を考えると、誰でも不安になります。特にアスリートは、競技以外の実績が見えにくいことから不安が増えがちです。
しかし、事例を見ると、うまくいく人は不安をゼロにしてから動くのではなく、「不安があるまま、準備して前に進む」姿勢を取っています。
- 自己分析で強みを言語化する
- 業界・職種理解を深めてギャップを減らす
- 面接で伝えるストーリーを整える
この準備が、転職成功の確率を大きく押し上げます。
②入社後に会社でうまくいくポイント
1. 最初の3ヶ月は“できないのが当たり前”。学習量で勝つ
未経験転職では、最初の壁は必ず来ます。ここで重要なのは、自分を責めるのではなく、学習量と改善で突破すること。
競技で言えば、フォームや戦術を身につけるまでの期間と同じで、最初は結果が出ないのが自然です。
- まずは基礎知識をインプットする
- ロープレ(営業や接客の現場を想定し、顧客役と担当者役に分かれて模擬練習)で場数を踏む
- うまくいかない理由を言語化して修正する
事例でも、先輩に教わりながら失敗と成功を積み上げ、仕事の「型」を作っていくプロセスが語られています。
2. 仕事は“連携ゲーム”。周囲を巻き込むと一気に進む
入社後につまずきやすいのは、「自分だけで完結しない」点です。
営業・施工・企画など、どんな仕事でも社内外の関係者がいます。ここで成果を出す人は、周囲に相談し、情報を集め、段取りを整えるのが早い。
- わからないことは早めに聞く
- 関係者の役割と期待値を把握する
- 先回りして段取りする
競技のチームワークを、そのままビジネスの連携に移植できると強いです。
3. 「やるべきことをやり切る」——競技の勝ちパターンを仕事に持ち込む
転職後に伸びる人が共通して持っているのが、“結果よりプロセス”を信じて積み上げる姿勢です。
競技でも、練習を重ねてようやく試合で結果が出ます。仕事も同じで、最初から成果が出るとは限りません。
- やるべき行動(架電数、訪問数、提案数など)を決める
- 毎日淡々と積み上げる
- 数字やフィードバックで改善する
このサイクルを回せる人ほど、入社後の立ち上がりが早く、成果に到達します。
4. 評価が見える環境だと、モチベーションが保ちやすい
競技の世界では、勝敗や記録が明確です。ビジネスでも、成果が可視化される環境のほうがアスリートは力を出しやすい傾向があります。
- 目標やKPIが明確
- 努力が評価・報酬につながる
- 成果を称える文化がある
「努力が報われる感覚」があると、競技の時と同じように前向きに継続できます。
5. うまくいく人は“会社に合わせる”だけでなく、“自分の伸び方”を知っている
最後に大切なのは、自分の特性を理解し、伸びるやり方を選ぶことです。
- まずは真似して型を作るのが得意
- 自分で工夫して改善するのが得意
- 人と話して情報を集めるのが得意
自分の伸び方がわかるほど、入社後の学習スピードが上がり、結果として「会社でうまくいく」確率が上がります。
まずは事例から、自分に近い勝ち筋を見つける
ここまで読んで、「自分の場合はどの道が合うだろう?」と思った方へ。
セカンドキャリアは、正解探しではなく、自分に合う勝ち筋を見つけて、準備して、環境を選ぶことで成功確率が上がります。
本サイトでは、競技別にリアルな転職事例・入社後の成長ストーリーを紹介しています。まずは自分に近い境遇の事例から読み、
- どんな不安があったのか
- 何が決め手だったのか
- 入社後どうやって伸びたのか
を参考にしてみてください。
当メディア監修のタミヤホームの営業パーソンは、約90%が元アスリート。セカンドキャリアでタミヤホームの法人営業を選んだ理由や、今後の目標などを聞きました。
スポーツ選手引退後のセカンドキャリア
サッカー選手の引退後のセカンドキャリア!転職事例を紹介
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野球選手の引退後のセカンドキャリア!転職事例を紹介
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ハンドボール選手の引退後のセカンドキャリア!転職事例を紹介
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元陸上選手の引退後のセカンドキャリア!転職事例を紹介
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駅伝ランナーとしてのキャリアを終え、29歳の時に新たなキャリアをスタートさせたGさん。「みんなで会社を大きくしていきたい」と語る。
元ボクシング選手の引退後のセカンドキャリア!転職事例を紹介
元アマチュアボクシングオリンピック代表のMさん。輝かしい経歴を持つ彼が選んだセカンドキャリアは、解体工事会社の営業職でした。畑違いの世界への挑戦、アスリート経験の活かし方、そして新たな目標とは。彼の挑戦の軌跡を追いました。
首都圏No.1の解体屋を目指す
リオデジャネイロオリンピック出場など、数々の輝かしい実績を持つ元トップアスリート。引退後、大手不動産会社での営業・施工管理の経験を経て、株式会社タミヤホームへ。アスリート時代の経験を武器に、解体工事業界で新たな挑戦を続けている。
スケート選手の引退後のセカンドキャリア
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解体工事 総務職
「自分自身」で勝負できる場所を求めて
ショートトラックで培った世界基準の視点と、プレッシャーを力に変えるメンタルを武器に、氷上からビジネスの世界へとフィールドを移した。現在は総務部門で社内の土台を支えながら、今後は営業や現場サポートにも挑戦したいと語る。
バレーボール選手の引退後のセカンドキャリア
中学から全国優勝を重ね、世界大会でもメダルを獲得した元トップバレーボール選手。「勝って当たり前」のプレッシャーを乗り越え、華やかなキャリアに幕を下ろした彼女が選んだ次の舞台は、住宅営業の世界でした。 異なるフィールドで再び挑戦を続ける、その原動力についてインタビューしました。
解体工事 営業職
引退後は営業職に転身し、「やるなら100%」の姿勢で株式会社タミヤホームへ。
チームスポーツで培った粘り強さとコミュニケーション力で、顧客の信頼を築いている。
バレーボール選手としての経験は、営業や教育、マネジメント等々、社会の様々な現場でも活かせる力。引退後の不安や葛藤と向き合いながらも自分らしいセカンドキャリアに向かいたい方のため、適切な視点と選択肢をご紹介します。
柔道選手の引退後のセカンドキャリア!転職事例を紹介
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タミヤホームにはなぜ元アスリートが多いのか
タミヤホームの元アスリート採用は、偶然の出会いから始まりました。サッカーに打ち込んできた人物が引退後、新たな情熱を注げる仕事を探していたところ、田宮社長が営業職として採用したのです。この人材の素晴らしさに感銘を受けた田宮社長は、アスリート採用に大きな可能性を見出しました。元アスリートたちは、以下のような特徴を持っています。
- 誠実さと真摯な姿勢
- 目標達成への強い意志
- ポジティブ思考
- チームワーク力
- 高いコミュニケーション能力
これらの特性は、ビジネスの世界でも大きな武器となります。特に営業職では、競技で培った経験や知名度が「名刺代わり」となり、顧客との関係構築に役立ちます。
「アスリートとしての経験は、必ず武器になる」そう思っています。アスリートである彼・彼女らの真摯な姿勢、ポジティブな思考、そして目標に向かって邁進する力は、ビジネスの世界でも大きな武器になると確信しています。弊社では、営業職の9割※がアスリート出身であり、さらに現役アスリートの採用にも力を入れ、競技と仕事の両立を積極的に支援しています。
「人を想い、夢を実現する」という想いのもと、顧客、近隣住民、職人、すべての関係者に価値を提供できるような、かいたい工事・外構工事・鍛冶工事を心がけ、かいたい業界でのトップを目指しています。ぜひ、一緒にあなたのアスリート精神を新たなステージで輝かせませんか?
(※2024年10月時点)
